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蕎麦酒房 てらさわ店主の私、寺沢仁志が不定期に呟きます。
日ごろ私が思ったり感じた事、体験談、意見等を呟く予定です。
これを読んで、あるいは、お店にて感じたことなど、なんでも結構です。
ご意見を頂けたら幸いです。 |
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2024/12/27 年の瀬だから。
年の瀬だからでしょうか、今年亡くなった人を振り返ったりする記事や特集があったりしますね。父親が２００８年の暮れに亡くなり、大慌てで大晦日に火葬したことを思い出します。
僕も死んだら、あの世に行くんだろうな、あの世に行ったら親父と何話そうか、おじいちゃんはほめてくれるかな、なんて想像したりします。
でも、死後の世界はない。
死を恐れるあまり、人間が作り出した緩和剤のようなもので、もしそんな世界があるなら、すべての生物にもあるわけで、今日の食事で命を落とした魚や豚、野菜たちもあの世に行ったのかしらと思いをはせるのかと言えばそんなことはな い。
人は死者を思うのは人間だけであり、もっと言えば知り合いや有名人だけでありますな。死が怖いのは全世界共通の認識なようで、世界遺産とか見てると様々な寺院や祠、遺跡などありますね。死への考えも様々で、宗教はその集大成とも言えます。
無いとは分かっていても、無になると分かっていても、まだ続きがあると 思っていた方が怖くなくなる。死がすべての終着地点ではないとした方が気持ちが楽なのでしょうね。
今年も一年が終わります。
毎年一年が終わるたび、無事に終えてよかったという思いとともに、また一年寿命が減ったのだとも思わされる。静かに過ぎ去った一年を振り返り、いつの日か必ず来る自分の終着時点まで、来年も頑張ろう
と思う今日この頃です。 |
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2024/12/21 ワンオペ元年。
振り返れば、今年はいい転換期 だったと思います。
占い師の先生に今年はリセットの年ですよと言われたように、 今年はいろんなことが変わった。
一番大きく変わったのは、母が働けなくなって店がワンオペになったことですね。
最初は愕然とし、店を閉めることや別に働きに出ることを模索しました。
でも、行く先々、なぜか店を続ける導きがあるような気が して、思い切ってワンオペを実行。最初はひどかったけどまずは30周年、できれば７０歳まで続けようと心に決めてからは、苦労でなくなったな。
オープン当初の自分同様、毎日自分のオペレーションの反省と試行の繰り返しで、それが仕事のやり方の見直しになった。それだけでなく、お客さまと直接触れることで、ありがとうと言われたかった初心に戻れた気がします。
今も大変だし、体力的にきつい時もあるけど、 もしかするとこの２５年で今が一番仕事が楽しいかも。とても充実しています。あとは結果がついてきて、金銭的にも余裕が出ればいうことなしです。
これは新しいステージであり、そして僕が今後、老後も続けるであろう最後のステージでもあります。このオペレーションを身に着け完成できれば、僕は未来に仕事のやり方を残 したことになる。貯蓄はほどほどで自分の老後にやや絶望したけど、もともとバタ バタして考えてるスキがない方が向いてるようだし、好きな仕事なら、ずっと働ければそれが一番いい。
あと何年で出来上がるかはわからないけど、まだ体力のある今にこれからの準備を始めることができたのは意味がありました。
最近は、体力も大事だなともともと誘われてやり始めた水泳だけど、今は自発的に空いた時間は泳いでるし、極力歩くようにしている。今を頑張ることが未来を照らすと信じて、これまでと同じ道だけど、違う歩き方で歩き始めた。そんな一年でしたね。 |
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2024/12/14 年の瀬。
日曜の夜に宴会予約を頂いたので、 それまでの間、時間がとれたが何もできない。
酒飲むわけにはいかず、泳ぐのも仕事 に影響しそうだと思い、映画に行くことにしました。
まず1本目はアングリースク ワッド。
詐欺師の映画らしく、スティングやオーシャンズシリーズのように、憎い奴 を懲らしめるスカッとする作品です。作品全体が視聴者さえ騙す構造になってるのも
定番で、カメラを止めるなの上田監督らしい、コミカルでスピード感ある内容です。 ただ、主人公とは別に、本当に怒っていた人がいて、それゆえ天才なのかと思わされ
ます。クリスマスのような、にぎやかな気分になる年の瀬向きの映画でした。
もう一 つは正体。
ヴィレッジからの藤井監督と横浜君のタッグ作品です。何の関係のない無 実の人が犯罪に巻き込まれ、逃亡から自分の無実を証明していく、ハリソンフォード の逃亡者のような構造ですが、横浜君の暗く大人しくとも、静かに流れる人の温かさ のようなのが印象の作品です。サスペンス要素少しとアクション少しの見事な作品で す。僕は決して不遇な人生を送ってはいないけど、最後の横浜君の証言がすべてを物 語るように共感し、涙が溢れます。作品の途中まで、かわいそうな青年の逃避行に同 情する気持ちでいっぱいでしたが、でもそれは無実探しの旅だけではなく、人や社会 を見直し、もう一度生きてみよう、自分の未来を信じてみようと感じていたことが、 見ている僕らにハッとさせます。静かで、やや重い映画ですが、こちらも年の瀬なら ではの映画です。いろいろあったけど、今年もここまで来た。よく頑張ったなと思え たり、じっくり振り返りたいなと思ったら観てみてください。 |
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2024/12/7 世界でお手伝い
日本人でありながら、世界で活躍している日本人の知らないことが多いと思います。
プロジェクトXやその他の番 組で知るわけですが、結構いい仕事してるんですよね。カンボジアでは、ポルポト政権の後インフラがめちゃくちゃな状態にあり、特に水道は汚れた水を飲むしかな
かった。しかも、その水を汲んで家に持ち帰るのが子供たちの仕事であったため、遊 ぶ時間はおろか、まともに学校に通えない子までいた。そこで立ち上がったのが、北
九州の水道局の人たちで、何年もかけて水道の整備を行い、今では、きれいな水を水 道から飲むことができ、子供は学校に行けるようになったとか。また、トルコでは、
ホスポラス海峡と言って、かなりの難所が存在し、そこに海底トンネルを通すこと は、トルコにとって、何百年の悲願だったらしい。ここでも手を貸したのは日本の大
成建設で、命がけの工事を何年もかけて、完成させた。そこを通る鉄道を利用するこ とで、通勤や通学時間を大幅に縮められ、現地の人々に便利になったと感謝されたら
しい。ブータンでは絶滅危惧種の鳥の保護に、ヤンバルクイナとかで実績のある日本 人アドバイザーがかかわってるとか。利益とかでなく、世界で力を貸して、なおかつ
重要なのは、現地の人と手を取りともに頑張ってる人が多いんだよね。素晴らしい。 |
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2024/11/30 継続力の勝利
昔から、継続は力なりと言われますが、わかっていても続けるのはなかなか難しい。それが仕事とか、自分への利 益につながるとかでないとなおさらです。でも、それをやり遂げる人もいる。地味なことをコツコツと。
高校の水泳部時代の友人に誘われて、挑戦した、シニアの区民大会の水泳のレースは、熱中症アラートのため中止となり、結果は残せなかった。（エ ントリーは４チームだったので、メダルのチャンスでもあったけど、どうも残りの３チームはガチっぽかった…。）汗もかいたし、残念でもあったので、結局近くのプー ルに移動してひと泳ぎしてから食事に。その鬱憤を晴らそうと、２５Mではあったけど、４人のレースを行ってみた。僕は２位。負けてしまった。しかも、その誘ってく れた友人にだ。
その友人は、高校時代泳げなくて水泳部に来た努力家で、誘ってくれた背景にこの６年間ずっと継続して泳ぎ続けていたのです。今更過去を持ち出すわ けではありませんが、もともと泳げなかった友人にブランクがあるとはいえ抜かれたのだ。
続けることは素晴らしい。
その地味に積み重ねた努力に、凌駕されたというわけですね。悔しさもさながら、これで来年の大会までの目標ができた。続けていくことこそ大事なんだと知った以上は、空いた時間はプールに行く習慣を持続させよう。もっと筋力をつけなきゃね。でも悔しかったんだな。その日はよく眠れなかっ
た。僕の中にもまだそんな自分がいたことにも驚きでした。 |
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2024/11/23 一番強いチームはどこ？
日本シリーズは下克上で、横浜が勝ちました。
レギュラーシーズンをあんなに余裕で勝ち上がったソフトバンクでも、一旦勢いのついた横浜打線を抑えることはできなかったようですね。レギュラーシーズン貯金４０以上の圧倒的強さのチームが、ぎりぎり勝ちあがった貯金２のチームに負けるのですから、野球はわからないですね。
共にリーグ優勝チームが日本一になれない。
で、結局どのチームが今年は一番強かったのか？混沌とした結果にもやもやしてる人は多いのでは。メジャーリーグみたいに、2リーグでも3つの地区に分かれ、それぞれに4チームとか抱えるから、6リーグあるような状態なら、ポスト
シーズンの必要性はわかる。でも日本では、いらないんじゃない。普通にリーグ優勝したチームがぶつかった方が納得いくよね。
それでも商業的にクライマックスシリーズをやるというなら、いっそうの事、六大学などの大学選抜とかリーグ優勝チームとか社会人の優勝チームやら、独立リーグのチーム、くふうはやて等を含め た２軍のリーグの優勝チームもすべて集めて、一旦リーグの３位のチームとトーナメ ントし、その後、リーグ２位、優勝チームと当たって、各リーグの日本シリーズ出場 チームを決めてみてはどうだろう。ほぼ日本全部の、アマも含めたチームが参加し て、日本一を決めれば納得いくし、ここで社会人チームや大学チームが優勝でもすれ ば、プロのメンツ丸つぶれだけど、本当の下克上であり、ドラフトへのいい見せ場に もなるのでは。
サッカーのことは詳しくないけど、天皇杯ってこんな感じ？もっとス ケールのでかい日本一決定戦であってほしい。そうするとすべての日程もそこに向けて動き出すので、すごい盛り上がりがあるのではと思うのだけどね。 |
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2024/11/16 妄想の来季、対戦編。
来年も優勝は巨人か 阪神かな。
大穴なら中日かしら。広島にとっては強敵であるけれど。
巨人は菅野選手はメ ジャーに行くらしい、やった）、さらに、左の井上、横川選手もてこずることが分かった。これまで対戦成績は良かったのが、ここにきて逆転ですな。打線は言うまでもない強力。
阪神は、大竹、高橋の左の選手にてこずりますな。村上選手は以前ほどではなくなったので良かった。阪神は横浜同様、打線の恐怖はリーグ１，２です。 それだけの、この２チームを静かにさせる投手力こそ調子のバロメーターとも言えますね。
ただ、対戦成績がその前にさんざんやられてから5分まで来たのだからよかっ た。
相性の悪かった中日は、石川、鵜飼、岡林、ブライト選手などの眠れる強打者が、誰かひとり覚醒したら、怖いですぞ。若いから追い付け追い越せで競争したら、もしかすると中日の優勝はありうるかもしれない。特に今年ブレイクした高橋選手は、なかなか打てない。そこに左の小笠原選手が調子を上げてくると、ますます
厄介なチームとなりますね。（小笠原選手もメジャーとか？）
ヤクルトは、村上選手に注意すれば投手力は今一つなので、うまくお付き合いできるように思うのだが …。ま、どっちに転んでも、広島が他のチームに勝る部分は少なく、総合力で勝つ
しかない。苦戦は間違いない。
うまく歯車がどのチームもかみ合わず、今年のよう に最後まで混戦となれば、勝ちの芽も出るかもしれない。ただ、来年こそは失速 しないようにしないとね。 |
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2024/11/9 幻（まぼろし）
この秋は大きな変化が起きるのではないかと思った人は少ないのかな。
僕は日米で同時に女性の国家元首の誕生し、いよいよ女性中心の社会が大きく動くのではと想像していた。それは恐怖ともワクワクともいえるる感覚でした。でも思考の中のまぼろしでしたね。
日本では高市さんがアメリカではハリスさんがあと一歩まで行ったけど、結局はおじさんに軍配は上がりました。あまり変わりたくないという人もいれば、どこか男性上位の発想で、女性の地方自治体の長ならいいけど、国は嫌だという古い考えがいまだあるのかもしれませんね。
かく言う僕も都知事選の時、小池さんに投票したけどなんか蓮舫さんは嫌だった。
今回の衆議院選挙でも丸川さんが嫌だった。なんか、感情的になる部分があるのだな。
特に強さを前面に出す女性に対してその下におさまりたくないという。日本はあまり変わりばえのしないおじさんの政治で、アメリカはどうなるのかと恐ろしい４年間の始まりです。ロシアの事や中国のことが変なことにならないといいけどです。
選んだみんなに責任はあるけど、またしても暗殺騒ぎにならないことを願います。
女性初の総理大臣、女性初の合衆国大統領、見たかったなぁ。 |
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2024/11/2 妄想の来季、補強編。
終わってみれば落ち着くところに落ち着いた広島でしたな。
西川選手が抜け、ただでさえ貧打線がよりひどくなり、去年以上に順位を落とすであろうという、大方の予想通りでした。途中見せ場は作ったものの、地力の差が出たシーズンでした。
なら補強はどうしようか？
これもうわさで市場に出るかもしれない選手の話で妄想ですが、右なら自由契約になれば、中日のビシエド選手が欲しいですね。ここの所、成績が芳しくないですが広島でもう一花咲かせられるのでは。
特に右の大砲が不足なので代打でもいい。来てくれないかしらです。
左では今年FA宣言すれば横浜の佐野選手ですね。横浜強力打線の一角を担う左の大砲で、是非来てほしいです。まったくチャンス はありませんが、もし誰でもいいなら横浜の筒香選手が欲しいな。あのメンタルの強さと長距離砲としての素質、何より経験の豊富さが、若手の育成に役立ってくれればですけど、彼が横浜を出ることはないでしょうな。
今年の外国人選手はハーン選手以外全く使い物にならなかった。特に野手はひどいもので、エルドレッド選手からまぁまぁがたまにいるだけで、高い割に全く駄目である。
それなら阪神みたいに純 国産打線に切り替えて、同じ金を使うならFAや自由契約になりそうな実績のある選手の中から、選んだ方がいいのではと思いますね。ただでさえ、お金のない球団ですから、ドラフトで頑丈そうな選手を選んで生え抜きで育て、あとは実績のある ベテランやくすぶってる若者を補強しましょう。
外国人はいりません。アカデミー以外は。
ドラフトも終わった。
希望通りの選手はとれなかったけど、世間の評価はまずまずの様です。
ドラフトの良し悪しは、2年後3年後にならないとわからないけどね。 |
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2024/10/26 進撃できない巨人。
セリーグの日本シリーズに進むのは、なんと下克上で横浜でした。
レギュラーシーズンも4チームが団子状態で最後に抜け出した巨人が優勝でしたから、実力差はそんなになかったのでは。ただ改めて、ポストシーズンの戦い方って難しいなと思うのです。
パリーグの日ハムとホークス戦のようにお互いの力のぶつけ合い的な感じよりも、阪神も巨人もエンジンがかかる前にやられた感が強い。横浜は３位だったし、すべてアウェイだから初めから、全力で臨んでいたことがかえって良かったのかな？一時はストレートに勝ち上がる勢いでしたものね。
巨人は投手は踏ん張っていたものの、打てない。
これでは無理かなと思った。（まるで、広島を見てるようだね）
驚くのはやはり王者ホークス。
きちんと仕上げていたし、何より安打数が日ハムと変わらないのに得点が大きく開いた試合があったように、打つべきところで打っているし、無駄がない。外様組の近藤、山川選手においては、落ち着いていたし、ここで打たれたらやだなという時には結果を出していた。
おそらくは、ホークスの日本一だろうな。
しかし、人生とはうまくいかないもんです。連勝で王手をかけた横浜が、きっとこのまま日本シリーズ出場を決めてくれるだろうと、先週の土日は中継を酒を飲みながら楽しみに見ていました。広島ファンであり、アンチ巨人の僕としては、ホームゲームでセリーグ優勝までしたのに敗退する巨人を酒の肴にと思ったら、そうはいかない。生で巨人が負ける姿を見れなかったな。
意地悪な気持ちは、なかなか成就しないものですね。
でも監督はかわいそうだ。巨人だけにリーグ優勝したのに日本一どころか出場すらできなかったこの状況だと、また、うるさいOB達にいろいろ言われるんだろうな。それを思うと気の毒です。
ま、ミラクルを起こした横浜にあっぱれですな。それと、横浜と対戦成績が良かった広島も、少しは浮かばれた気分です。４位であることには変わりはありませんが…。 |
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2024/10/12 妄想の来季。
広島は優勝を逃し、負け越しが決まった。
3位も4位も一緒に思う。なら、さっそく来季を妄想してみようかな。
広島の特徴はやはり投手力であるけれど、あまりにも得点力が低かったことが、最後の失速につながったように思う。なら来期は、もっといろんな形で得点する力をつけたらどうだろう。新庄監督のように、積極的にスクイズを行うのもいいと思う。
今年、３塁にランナーがいてアウトカウントがゼロないし１の時で、無得点に終わったことが何回あっただろうか。タッチアップできる外野フライを打つのだって難しいとは思うけど、それなら、スクイズがいい。１アウト３塁の展開は、ファンであっても、１点を期待する場面。当然、自軍の投げてる投手もそうだろう。それで点が入ら ないのは、かなりのストレスだ。その繰り返しが蓄積して、９月の投手力の大失速に つながったのでは。もちろん右の大砲ができるのがいい。でも、堂林、末包選手の成 長は、期待薄そうだし、ドラフトも助っ人も、そうは簡単に当たらない。なら、今年 のように、走る野球を前提として、なんとしても、１点をもぎ取るような野球がいい のではないかな。あと、矢野選手がやったような、粘って４球をもらうのもいい。打 てないのだから、投手を疲れさせたり、イライラさせることで、ペースを乱すのはい い作戦だと思う。
投手陣は、新しくローテーション投手を組みなおしてもいいと思う。
このオフに森下選手とか、どうするのかわからないけど、左は床田選手を中心に、玉村、森の３選手、右は大瀬良選手を中心に、森下,アドゥワ選手の３人に久里選手を加えて７人で回してもいいのでは。
特に久里選手は、スタミナと頑丈が売りなので、中継ぎに使って必要とあらば先発に戻してもいいのでは。中盤は、 黒田、森浦、ハーンの左の３枚と、矢崎、島内にケムナ選手を加えた右の３枚で栗林
選手につなぐと。結局、今年と同じ、守って勝つ、地味な野球となるも、それでも勝 てる野球があるはず。そこに、常広投手や、まだ未知数の斎藤、日高投手が加わると
投手は面白くなるし、打者では来年こそ田村選手の覚醒がるといいよね。最後に活躍 してくれたので。さらに言うと、内田、久保，仲田選手も期待してますよ。
こうやって妄想してるのが実は一番楽しい。現実は、なかなかそうはいかないけど。 |
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2024/10/5 じゃじゃ馬慣らし。
蕎麦を打つ上で最も難しいのは、加水です。
粉にどれだけ水を加えるか、そこには経験と勘しかなく、データをとってもわかりにくい。蕎麦を打つ人間の宿命的な戦いなのだけれど、それが最も激しいのは、新蕎麦の時です。（ちなみに、先日まで提供させていただいた、雪蔵蕎麦も難しかった）
今年もその新蕎麦との戦いが始まりました。
最初こそ、これまでより水を多くして,大人しかったけど,翌日同じ加水なのに、なぜか固い。新蕎麦だから,ねばりけもあるので、ぼそぼそにはならないのだけれど、打つのがなかなか困難でした。こういう現象は、荷物をまたぐと多く、新しい仕入れを起こして、変わる時は、注意を払うのだけど、同じ荷物であるにも関わらす、こういうことが起きるのが新蕎麦なのです。つまり今日の不正解に、自分の勘を足して、正解を目指しても、明日もまた、今日より加水を増やしたにもかかわらず、今日よりもっと固いということもあるのです。こんなじゃじゃ馬と向き合って２５年。それでもわからないいのだから、僕の実力不足とも、蕎麦の世界の奥深さとも言えますね。期待に応え、変わらないてらそばを作るためにも、日々努力しかないのですが、意外とこれはこれで、苦労ではなく楽しい。今年の新蕎麦を乗りこなせるのは何時の事やら。そろそろ新蕎麦の張り紙を外そうかなと思う頃になるのは、毎年のことですがね。 |
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2024/10/5 ブーケトス。
結婚式でクライマックスに花嫁がブーケを後ろ向きに投げる。
受け取った人が幸せになるそうだから、このブーケトスが幸せのリレーのような儀式だろう。
勝負の世界にはこのブーケトスのようなものもある。
だが、つなぐのは幸せでなく、屈辱なのだが。
巨人が優勝を決めた。
阿部監督の就任し早速の優勝だから、もともと選手は揃っていたとはいえ、見御な采配だったというべきでしょうな。ここでつらいのは、広島のホームで目の前で優勝を決められたこと。去年までは、広島は巨人に対して苦手意識がないほど、対戦成績は良かった。今年に入っても、東京ドームでやり返すほど、残りほとんどをホームゲームで残して、ほぼ5分に近い成績だった。一時優勝争いを演じていたチームだったのに、結果は今や広島は優勝どころか・・・になってしまった。
ホームゲームなのに巨人の３本柱に３連敗したのが痛かった。栗林選手の乱調もあったしね。でも、すべての選手が浮足立っていたというか、疲れ切っていたというのが現実だった。途中まで並走していたライバルの雄姿をよく見てほしい。ラストスパートで、ぐんぐん引き離された自分たちのふがいなさとその悔しさを受け取って来年につなげられたら、この屈辱のブーケトスも生きてくるのだと思う。
巨人のようなバランスも阪神、横浜のような爆発的な打線もない。
数字で見れば、チームのホームラン数が大谷選手にもかなわない打線なのだ。それでも勝ってきた戦い方がある。ないものねだりではなく、あるものを伸ばして強いチームなってほしいです。広島の選手の皆様、今年も十分に興奮できるシーズンでした。
ありがとうございました。 |
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2024/9/28 自らを動かす歌。
| 疲れた自分を励ますとき、 ぼくは、よく歌を歌う。消防団の練習の帰り道だったり、仕事終わりだったり。特 に、オーダーがタイトになってパニックになりそうなときは、鼻歌をしたり、夜の営
業を終えて、大量の洗い物を目にして絶望しそうになった時など、かなり大きな声で 歌うときもあります。自分を鼓舞し動かすために、歌う歌たちは、なぜか、子供のこ
ろ聞いた、特撮ものの歌や、アニメの歌が多い。特にウルトラマンや、仮面ライダー で、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンタロウ、仮面ライダーX、アマゾンライ
ダーはお気に入りです。アニメなら、タイガーマスク、巨人の星、赤胴鈴之助がお気 に入りで、強く歌うと元気が出てきます。なぜなんだろうと思うと、どの主人公も、
みんな孤独の戦いをしていたからかもしれない。誰に頼ることなく、自分の実力と根 性で困難に立ち向かっていた。それが子供ながらに、共感したのかな。ただ、かっこ
いいと思っていただけかもしれないけど、今も口ずさむその曲には、歌うといくつか の場面が思い出されます。架空の人物でありながらも、ウルトラマンも頑張っていた
のだから、僕も頑張らねばと思う。いい大人が思うことではないですが、それで自分 を動かせるなら安いもんですね。怪獣や怪人、敵のレスラーなど倒す相手がいるわけ
でなありませんが、人が生きるということは、戦うことでもあるかもしれませんね。 子供の時、面白いと思ってテレビにかじりついていた、一緒に歌ったその曲は、案
外、人間の本能に呼びかけるのかもしれません。古来より、人が戦うのが娯楽でもあ りました。戦いの形は違えども、日常にも戦いはいっぱい。だから、地球や、平和を
守り続けたヒーローたちは、今もなお、歌で、僕らを守ってくれているのかな？で す。 |
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2024/9/23 それでいいのだ。
なんか最近は、広島の戦績に振り回されっぱなしだ。
でも、それでいいのだ。昨日の試合も、相変わらずのせった試合での負けであった。
でも、それでいいのだ。
涌井、森下両投手の拮抗した試合で、拙攻もあったけど軍配は中日に上がってしまった。でも、ここの所、試合を作れず、KOされていた森下投手とすれば、これは本来の負け方ともいえる敗北だと思う。
羽月選手のやや暴走ともいえる走塁で、本塁タッチアウトであった。でも、それでいいのだ。
あいつが塁に出てくると何するかわからないという印象を、前回のファールフライでのタッチアップに続き印象付けた。いつかこれが実ると思う。
羽月選手もそうだけど、林選手、二俣選手など、若手を起用してるが、結果はまだ。でも、それでいいのだ。やや疲れが見え始めた今年ブレイクの矢野選手が、記録に残る粘りで、四球を選んだ。互いに良い影響を与えてこそ、チームの活性だと思う。
記録的失速で、4位に終わるかもしれない。でも、それでいいのだ。
この悔しさを次に生かせばいい。むしろ、事前の予想で広島の躍進を予想できた人がいなかったほどの戦力で、ここまでやれてきたんだ。来年こそ、使える助っ人と、右の大砲の確立。若手の底上げができるといい。どういうシーズンの終わりであろうと、それでいいのだ。 |
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2024/9/21 残りをどう使おう。
広島はもう見るのがつらいぐらいになってしまった。
投手力の要であった先発の3本の柱は、勝てなくなり、連敗で、しかも失点が多い。巨人キラーと言われた森下選手も、燕キラーと言われた床田選手も共にやられてるし、大瀬良選手と森下選手に至っては、９月に入ってからの失点が多すぎる。
守備においても、これまで大活躍だった２遊間の二人に、ミスが多い。それだけみんなが疲労困憊なのだ。なら、かじりついてAクラスを狙うより、もう残りの試合を元気のいい若者に譲っても面白いのではないだろうか？
投手なら、ここの所好投してるアドゥワ選手や森選手、先日の常広選手のようにまだうずもれてる新人たちでもいい、野手なら羽月選手や大盛選手。ボーダーラインにいる選手はたくさんいる。
疲れて満足なプレーがままならないレギュラーに変えて、来期に向け新戦力の発掘にあててみたら、案外掘り出し物はあるように思う。それがきっかけで、最後に浮上すれば、CSも下剋上はあるかもしれない。今のままでは、ずるずる落ちていくだけのように思う。
仮にCSに進んでも、阪神の大竹、高橋選手の左の２枚や、巨人の３本柱にはかなわない。なら、切り替えてもいいんじゃなかな。バントも走塁ミスも目立ち始め、それが流れを悪くしたり、不要な四球やエラーが大量失点の引き金になって、逆転する力もなく負けてる今日。固い野球が信条だったのがほつれてるときこそ、チーム全体で勝つといった監督の方針通り、２軍も総ぐるみでチーム編成し直して、臨んでみてはと思うのだかがいかがでしょう？
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2024/9/15 実力なのかな。
今週はファンであるがために、沈みっぱなしの１週間になりましたね。
大事な７連戦。
勝ち越しどころか、今日まで５連敗で、チームとしては６連敗。泥沼です。
しかも、昨日に至っては森選手が試合を作って、７回からリリーフ陣に託してから見事な試合の壊れ方。四球と死球が多く、自滅してる感が強いですね。昨日の島内選手も先日の栗林選手同様、負け
られない気持ちが強かったかな。点を取られてはいけない思いが、攻める気持ちより 守りに変わり、より厳しいコースを狙えども、疲労の蓄積でコントロールが効かず四球に。そんな空回りを感じます。
広島は投手力で勝つチームです。
それだけに去年の反省から、新井監督は、投手の疲労に気を配ってきました。リリーフの連投は２ までとか、ローテーションピッチャーの当番日の日を守るとか。随時、若手や、調子
のいい選手を引き上げては、組み変えてきました。でもここにきて投手陣の防御率も現れているように、先発４本柱の３人が防御率１点代だったのが、皆順位を下げていますね。
この辺がチームとしての実力なのかもしれません。
ルーキーの常広投手が登板します。
この大切な時期にルーキーを使う余裕とも思えた頃が懐かしく、今ではルーキーに起爆剤になってもらえませんか状態です。優勝争いは阪神か巨人に絞 られた今、もう優勝は意識せずに、もっと広島らしく戦ってほしいです。盤石の投手 陣と、堅い守備。何とかもぎ取ったわずかな得点を必死に守る。そういう地味で堅実 の野球に、最後だからこそ戻ってほしい。
もう高望みはいらない。あと少しだから、 最後は広島らしく３点以内に抑えたけど、１点差で負けたとか、犠牲フライで手に入れた１点のみで勝ったなんていう試合をしてほしいですね。 |
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2024/9/13 終戦
天王山ともいうべき７連戦の３戦が終わったわけですが、どうやら広島のペナントレースは終戦を迎えた感が強い。
ホームに巨人を迎えての３連戦。
データでは広島有利でしたが、菅野、グリフィン、戸郷の３投手うをぶつけられたので、できれば勝ち越しを望みましたが、結果は最悪の３連敗。
印象としてはアウェイにもかかわらず、巨人の選手の方が生き生きしていたし、広島の選手は堅かった。やはり、優勝争い常連のチームとそうでないチームの差が出たのかな。
象徴的なのが、第２戦。
何とか抑えて、何とかもぎ取って迎えた、９回の表まで２−０で勝っていた試合。
ここは栗林選手に任せる状況で、ほぼ自滅のような形に。数々の修羅場を乗り越えてきた守護神も、勝たなきゃならないあの場面で、気持ちが入りすぎたのかな。最後とはいえ、３人を抑えるのがいかに大変か、野球の怖さを知る試合となりました。
第三戦も勢いそのままに、床田選手のエラーから失点、チャンスには打てず。完封負け。
完全に打ちのめされた感がありますな。もともと打てないチームですから、投手陣の負担は大きかった。ここに来て長いイニングを任せられない状況を見ても疲労は大分たまってる。（森下、床田選手のここの所の連敗にも出てるね）だからこそ、後ろの選手の踏ん張りが必要な時に、プライベートとはいえ、頼れる助っ人のハーン選手が帰国するらしい。終わったね。
振り返れば、、前半戦は連敗も多かったし、３連戦ですべて完封負けということもあった。その時点で僕は今年の優勝はないなと思ったのだから、今思えば今日まで十分楽しませてくれてありがとうと言った感じです。
できれば、AクラスでCSも出てほしいですが、もう崖っぷちで一番失速してるのが広島だから、期待はしない方がいいのでしょうな。 |
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2024/9/10 机上の展望
この原稿を書いている９/１０ は、広島にとってペナントレースの最後の山ともいうべきときかな。ホームで巨人との３連戦、甲子園に行って阪神と２連戦、帰ってきて横浜と２連戦。大幅に勝たなく
てもここを勝ちこしでいければ、広島には優位に働くのです。
これはあくまでも机上の空論ですが、広島は優勝争いをしているチームの中では残り試合が多い。その中でも相性のいいヤクルトとは、あと７試合も残してるのだ。
さらに言うと、巨人戦の残り試合はすべてホームゲーム。ということは、今の所巨人とは対戦成績が５分であるから、東京ドームでかなり頑張ったといえる。
広島は貧打線だし、最近初回に大きく点を取られて試合を決められるパターンが多いけど、ハーン選手をはじめ栗林選手につなぐ選手の層が厚くなってきたから、前半の失点を注意すれば、後半でじりじり追いつくことも可能かと思っています。
さらに注目の常広選手が横浜線で登板するらしい。
監督は彼を起爆剤にしようと思ってるのかな？この時期にルーキーを使う余裕もちょっと心強いです。
ただ、安定感から言えば巨人でしょう。
ベテランの菅野投手が今年は復活ともいうべき成績ですし、 戸郷選手も調子はいい。ここにグリフィン選手を加えた３本で来られたら、なかなか勝ち越すのは難しい。阪神もエラーなどのミスが多いのが付け入るスキではあるけれど、投手で言えば右の才木、左の大竹選手がいいし、打線で言えば、右の森下、
左の佐藤選手の活躍が目立ってますよね。この爆発力は脅威だ。
ちょっと離れて横浜ですが、打線は一番怖い。右の牧、宮崎、オースティン選手と左の佐野選手の大砲はリーグ随一です。（一人ぐらいほしいものですが、ここ何年間か手術やけがで棒に振っていた、オースティン選手をずっと待ち続けた球団がすごいな）
ただ、東投手を除くと、助っ人の外人二人が調子よくなければ、ちょっと安定性を欠くので、打 線の調子次第でしょうか？広島はいけそうな気がしますが、どうでしょうね。
ペナン トレースもいよいよ終盤戦。
シルバーウィークを過ぎたあたりで笑ってるのはどこの球団でしょうか。 |
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2024/9/7 RPG
ゲームの世界でアドベンチャーゲームやRPGで、前半に意味のないものや何に役立つかわからない体験などがあったりしてもそれは必ず後半で生きてくる。伏線回収とてもいうべきだけれど、それは人間が作ったストーリーだからそうなるんが当然なわけです。でも実生活でもそういうことはある。それは神のお導きとでも言いましょうかね。
去年僕は、鬱っぽくなった。心療内科にも通った。
なぜにこんなに落ち込むのかと本人が一番疑問だったけど、それは今日では必要だったと言えるのです。鬱になり自分の仕事を見直したり、励ましてくれる本を読んだりユーチューブを観たりした。それらの改善や知識が今ここで生きています。その時に助けてくれた周りの人たちの言葉や言動、そして何よりそういう人がたくさん周りにいるということを知り、感謝ができるようになったことは、これまでの僕にプラスして、新たな自分を作ることができました。
今、ワンオペで店を動かし、家庭では母の世話で振り回される日々。
心が折れそうになったり、いら立って怒り爆発寸前まで行く時があります。去年の僕の経験がなかったら、これまでの僕ならきっと心が壊れていた。そう思うと去年の鬱は、必要なマイナスだったのだと、そんなことにも感謝しますね。
人の人生とは、面白いものです。不幸はないに越したことはない、うまくいくことだけあればいいと思うけど、実際は浮き沈みがあって成り立っている。
まるで神様が、用意してくれたお伽話のように、主人公であるその人は、物語をドラマチックに進んでいく。だから楽しいのかもです。
導きに感謝、今日のその日を生きれることに感謝でしょうかね。 |
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2024/8/31 高橋さんが怖い。
母の旧姓が小林だからか、僕の周りは一般的な佐藤さんや鈴木さんより多い。
それと同時に多いのがなぜか高橋さん。
僕の周りにいる高橋さんには、ものすごくお世話になっているので感謝しかないのですが、その目をプロ野球に向けるとちょっと違うのです。
何年か前に、広島以外の球団のめぼしいい投手を探していた時に気になったのが、中日の高橋投手、ヤクルトの高橋投手、阪神の高橋投手だった。
右左はあるもののみんな高橋だなんて喜んでいたけど、これが皆大きな壁となってしまった。
中日の高橋投手は規定に達していないものの、今や球界を代表するエースの成績だし、ヤクルトの高橋投手はアイドルと結婚し、まずまずの成績でありながら、なぜか広島の時は調子がいい。
阪神の高橋投手も手術などでしばらく見えず、今年の最初は育成でスタートしたにもかかわらず、復帰第１戦、第２戦とも広島相手に好投。
僕は陰ながら応援していたのにファンのチームを痛めつけてくれるなんて、恩を仇で返す様なもんです。でも自分が注目した選手が、活躍してくれるのはうれしいものですね。
野球をプレイする才能はゼロに近かったけど、見る目はあったのかな、なんて。
ペナントレースも終盤に入りました。
広島は優勝戦線に残っています。でもこれだけ相性が良ければ、これからの対戦に何度もぶつけられるでしょうな。
あ〜あ、高橋さんが怖い。 |
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2024/8/24 名将への道。
僕は広島ファンだから贔屓目も あるのかもしれない。
新井監督は緒方監督を超える監督になるような気もするのです。
この夏の戦い方を見ていると、勝負はまだ先と考えているのか、新 井監督ならではの余裕があるようにも思えました。8月は暑さと疲れで、どのチームもベテランはバテ気味で、けが人も出やすい季節。特に中盤の９連戦はどのチームも
きつかったと思います。
そこを柱となる、ローテーション投手の間隔を詰めたりするもんだが、新井監督は広島４本柱に続く、新たな人材発掘に使った。春に勝ち星を集 めたものの、一旦ファームで出直したアドゥワ選手や、この期間に完投してくれた玉
村選手、さらにベテランの野村選手と、去年実績を少し残した、期待の左腕、森選手 が見事に仕事をしくれたのです。おかげで、この９連戦に複数登板したのは床田選手
だけということで、先発陣に負担はかからなかった。
それにくわえ、野手でも末包選手が帰ってくれたし、ベテランの秋山、野間選手の負担を減らすべく、やや崖っぷち 気味の中村選手を起用している。監督は全員野球といていたけど、その通りに事を運
んでいますな。夏の暑さを根性論で乗り切るのは、もう古いのかもしれないです。広 島ではまだ使っていない新戦力に、常広、斎藤選手がいて、なおかつ、オリックスか
らもらった日高選手もいる。なんか監督なら、うまくいいタイミングで使ってもらえ るような気もする。シーズン前、西川選手が去り、大幅な得点力不足が懸念されたけ
ど、ここまで何とかやってこれたのは、監督の采配がきいてるのだと思います。
今年は優勝できるでしょうか？
今この時点で、ドキドキする位置にいてくれることに、 ファンとしては感謝です。 |
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2024/8/17 言霊の力
人間は食べたもので作られているとよく言われますが、人間の心は自分であれ他人であれ、言霊の力でできてるのかもしれない。
うまくいかないことはたくさんあるけれど、その不満を口にしてばかりいると同じような現象が集まってくるらしい。だから、どんな時も自分はついていると言い聞かせ、周りに感謝をしてると状況は改善するような気がする。
毎日ポジティブとか元気いっぱいとか、元々そうではないからそれは難しいけど、一日を終えて感謝する事なら、僕にもできる。それは言葉ではあるけれど、意外と大きな力でもあるように思います。
今も僕の心を支える大きな言葉に開店前日のそば粉業者の担当営業さんのアドバイスがあります。自分の力を試してみたいとスタートを切った自営業への道でしたが、いざ店が出来上がり、明日からお客さんにお披露目となったとき、自分を知ることが怖くなった。
売り上げよりもそこから始まる自分への評価が自分のこれからの人生を決めていくようで、人生を切り開くなんて軽く言うもんではないと後悔しました。
そんな時、力をくれたのはその営業マン。
“てらさわさんがこれからやろうとしてることは、とても困難なことへの挑戦なんですよ。国産のそば粉を使えば輸入物より割高だし、ましてや実を仕入れて自家製粉するとなると常に調整が必要。それを機械に任せず手打ちで仕上げて提供するのに、庶民的なお値段でやろうなどと言うのは、ある意味いろんな難しいところに挑もうとしてるんです。
だから最初から結果を残せなくて当然で、うまくいかず非難を浴びても、続けていくことが、これからのてらさわさんの仕事です。どうぞ胸を張ってください”と。
この言葉がなければ、何度も転んだ時立ち上がれなかった。僕はそう思っています。
先日も、もう商売を続けていくのは難しいかなと不動産屋さんに相談した時も、“飲食業で最初の１年で３割が消えて、１０年でそのほとんどが続けられません。２０年続けられたなんて、ほぼ奇跡です。もう一度続けることを考えてみて、もっと周りを見てみてください”と。
ありがたいですね。
僕は、いろんな言葉に支えられてきた。もっと頑張れと見えない力に押されるように。
僕の意識では天職とは思っていないけど、職が僕を選んでくれたという意味では、生涯の友なのかもしれませんね。 |
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2024/8/3 人口調整
先日まで言っていた、老後2千万円問題が今では物価の上昇を受けて４千万に跳ね上がった。
人間だれしも先のことは不安であるから、解消できないこの問題に相当なストレスを感じるわけで、いったい何人の人がこれをクリアできるのだろうとさえ思いますね。
テレビで経済学者は、若いうちから計画的な老後への貯蓄を促していたが、若いうちからそんなこと考えさせてどうすんだと思う。何も考えずいろんなことにチャレンジしたり、無駄が多いのが若い頃で、若者の未来をそんな形で縛るのはいかがなものか？
家を買ったり、会社を興したり、子供を育てたり、旅行に行ったり、いくつかの楽しみを経て、それでも老後に４０００万残すなどできるのかね？こんな無理難題を言って将来への不安をあおり、結局今の消費が停滞して経済が悪くなるなら、いっそう、北欧のような国が面倒みるような大規模な福祉への社会保障への転換か、いっそうの事、安楽死を認める法律を作った方が良いのではと思う。
僕も子供もいないし、家族もいない。
老後のことを考えると、働けるうちはいいけど、その後は国に面倒見てもらうのかな？と思うけど、そこまでして生きる意味は何だろう。働くのが好きな国であるから、働けるうちは働いて、そのが働けなくなったら自己資金で生きるか、もういいやという人は、安楽死してこの世を去る。そうすれば人口の調整ができ、今後増え続けるであろう、介護の現場や医療の現場の人手不足の解消になるし、何より、困ったら死ねばいいという考えは、ある意味、蓄えなくて路頭に迷うことを考えれば、安心でもある。
今後AIが発展すれば、人は仕事奪われ、人こそ社会の負担になるかもしれない。
これまでは、人口が多い方が経済の活性化になると言われた常識が、今後は、AIによって生まれた失業者の増加を社会保証で埋めるとなると、人口が少なくタイトな社会こそ正しいらしい。倫理の問題や健康保険の問題はある。でもすでに安楽死をしている国もある。増えすぎた人口で、食料の問題や戦争が勃発するなら、合理的な自殺ではあるけど自分の人生の最後を自分で決められる様なサポートも社会保障に一環としてあってもいい。
僕の考えでは、４０００万稼げる人は、どうぞ稼いで備えてください、でも稼げないほとんどの人は、自分の出来る範囲でいけるとこまで行きましょう。つらくなったり、今後病気等で誰かに迷惑をかけるのが分かってる人は、安楽死という選択肢もありますから、安心してください。と思う。そして、若い人にはそんな先のことまで考えず悲観せず、今を一生懸命楽しんでくださいと言いたいですね。 |
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2024/7/28 お気を付けを！！
昔、静岡に住んでいた時にヤマト運輸にお世話になったことがあります。
外の作業が主なのですが、次第に内の仕事を教えてもらい、電話の受け答えもやっていました。その中のお客様に山口組系の組事務所もあったのです。
別に怖いことはなく、むしろ一般の人より礼儀正しいくらいでした。ただ嘘はダメらしく、集荷にお伺いする時間を道路事情でドライバーが遅れる時など、ちゃんと事前に伝えないと怒られるのですが、その時は一般人より数倍怖い。でも組事務所とはそういうものなのか、あるいは組長さんが社交的な人なのか、コンスタントに荷物が出る、いい顧客でしたね。
その際に厳重に注意をするように言われた言葉があります。
それは“やくざ”。
そちらの世界に生きる方々を僕らはそれほどの悪意を持っては使っていない言葉ですが、実は、これは差別用語らしいのです。もともとは、おいちょ株の出目だという説らしく、使えそうで使い物にならない輩をやくざ者といったことから、やくざと言われる事をとても嫌うらしい。
よって映画では任侠物と言ったり、極道と言ったりするそうです。
僕の消防団の仲間に元やくざで今や立派な弁護士になった先生がいます。おそらく自分を宣伝するのにわかりやすいからやくざ弁護士と自分を表現していますが、もしかすると忌み嫌う言葉をあえて使うことで、自分を元やくざものですがと謙遜の意味も込めてるのかもしれませんね。
表社会を取り締まるのが警察なら、裏で取り仕切るのが極道とも言われたことがあります。
暴力団追放の法律が施行され、昔ほど目立たなくなりましたが、今でも興行するにお力を借りることがあるとも聞きます。世の中で生きていく以上、いろんな形で社会貢献がされてるんだと思いますね。
ま、なんであれ、人が嫌がる言葉は避けるべきでしょうが、今風に言うならこれもハラスメントなのでしょうね。 |
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2024/7/20 心は広く。
僕は長年広島のファンでありますが、まったく他の球団の選手に興味がないわけでなく、ライバルチームでもこの人はきっとと思う選手はいるもんです。
ま、野球が好きなのでしょうね。
今言うといやらしいですが、僕の予想は見事あたり、それが逆に僕を悩ます結果となりました。まだそれほど注目を浴びてない頃から、きっとこの人凄い選手となると思った人に広島の床田選手、中日の高橋選手、阪神の才木選手がいます。みんなすごい選手になりましたね。
僕的には、ここまでは満足です。
高橋選手は、初めて見た時からそのスケールの大きさというか、オーラみたいなものがきっと中日を背負うエースとなり、左の小笠原選手と双璧を成すと思っていたら、去年WBCにも選ばれて、今年は安定した成績を残しています。
才木選手は、躍動感あるダイナミックなフォームとその直球が魅力的で、何よりちょっととぼけた感のある表情がエース向きだと思ってました。途中育成に行ったこともあったけど、去年ぐらいから頭角を現し始めました。去年ブレイクした村上、大竹選手と３本目の柱となり、防御率も勝利数もトップを争うほどですね。確か８年目ですから、よく頑張ったという感じです。
でも困ったことが起きました。
この二人とも、広島の脅威となりましたよ。先日の才木選手の登板では、森下選手との我慢の投げ合いでしたが、どうもこれから先も、てこずる印象ですし、高橋選手に至っては、もうすでに、天敵となっております。床田選手とにマッチアップも２連勝で、しかも、先日は、完封のマダックス。いやな存在になりました。心を広く持って、野球全体の宝が生まれたと思えば、自分の見る目に誇りを持ちますが、広島の優勝を考えると、応援の気持ちもやや半減する心の狭さです。切磋琢磨。栄光への道は、険しく激しいものなのでしょう。僕が応援したところで、何のメリットもありませんが、どうか広島戦は、もう少し花を持たせてもらえませんでしょうか？願いであります。 |
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2024/7/13 人間通に学ぶ。
僕は長男で教えてくれる人は親や先輩たちが多かったけど、兄や姉へのあこがれが強く、遊ぶ人は年上が多かったり、もてないのもあるけどお付き合いした人は、ほぼ年上でした。
本から学ぶことも多く、その中の谷沢永一さんの人間通はとても勉強になりましたね。人間通の中に書いてあり、このコーナーでも何度も取り上げた、人間の魅力の最大のものは可愛げだそうです。誠実とか、まじめとか人間の魅力を上げたらきりがないけど、努力を超え、持って生まれた能力で、本能に訴えるから、誰にもかなわないのが可愛げだそうです。
先日、都知事選挙が終わり、現職の小池さんが再選を果たしました。現職強しであり、コロナも乗り越えた知事であり、問題も起こしてないのだから、変える必要性がないと思っていたけど、それにしても、対抗馬たちは,ちょっと役不足だったかな。
特に蓮舫さんは、ここの所の立憲民主党の勢いにのっての出馬だったのだろうけど、2位にもなれなかった。僕個人の印象では、彼女には、可愛げがない。アメリカ大統領選挙の時のヒラリー氏を見るような、圧倒的の実力があっても、なんか任せたくない違和感がありますな。きっと僕と同じ感じ方をした人は多いはず。それがこの結果なのでしょう。
実力や実績だけでなく、感情的になんか嫌いだからで選挙をしていては、本当のリーダーは選ばれにくいし、民主主義の未熟さは否めない。大衆の意見を集めて選ばれた人に統治を任すという民主主義の在り方は、理想ではあるけれど、それは、民衆の一人一人が真剣に政治に向き合って悩まないとなりたたない。ならば、中国のように、優秀な一部の人たちが、その他の民衆を統治するというシステムもいいのかもしれないと思う。日本も江戸時代まではそうだったように。可愛げで選んでしまった僕も反省だが、選挙とはいえ、そういう感情的なものも外せないことも含めて、民主主義の醍醐味と言えるのかもしれないですね。 |
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2024/7/6 ワンオペの進化。
先日母の介護の認定が下り、母は要介護1だそうです。
これでいろんなサービスを受けれるわけですが、そこは息子、実の親の衰退に心を痛めるわけですな。
何年か前に母が入院してから、こんな日が来ることは想定していました。
でも一人で頑張ろうと試行錯誤し、腹をくくったのは今年からのように思います。大変ではありますが、いざやって見ると時間の使い方がより緊密になるせいか、時間がたつのが早いし、考えてる暇はない。事前にシュミレーションしたオペレーションを見直したり、挑戦したりするのはオープン当初の自分に戻ったようで楽しいですね。
何よりお客様に直接触れるから、それも楽しいな。
もとより洗い物は因数分解という理念を持っていましたので、それを実践し最近では、カテゴリー分けをし、だいぶ効率的にこなせるようになった。あとは、ホールと調理場の連携で、レジや注文でお待たせすることが多いので、俯瞰した全体把握をもっとできるようになればいいのかなと思う。
これが負担ではなく成長だと思えるのだから、きっと僕自身のメンタル的にはワンオペはあってるのかもしれない。
これも神の啓示なのでしょうか、たまたまテレビをつけるとニュースや情報番組で、ワンオペで頑張っている大先輩たちの姿を見ることがあります。
７０を超えて中には９０代で一人で店を取り仕切ったり、屋台で頑張ってる人もいる。長年やった来たことで仕事が身についているとはいえ、大したもんだと思うのと同時に僕はまだできるんだと思わされます。それと飲食業も、手に職という意味では、仕事を覚えていれば、あとは体力さえあれば、続けれられる仕事なのかもしれませんね。自分でペースも作れるからね。だれにも頼らず、自分で道を開く。倒れたら、自分とともに、店もお終い。一心同体ですね。 |
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2024/6/29 物語でも学ぶことはある。
鬼滅の刃の新シリーズ柱稽古編が始まりました。
原作を一通り読んだので、楼閣や刀鍛冶の里と比べると、上弦の鬼との対戦はなく、最終決戦への一休み的な話で、これで作品が作れるのかと思いきや、これが面白い。というより学ぶところは多いですね。もともと鬼滅の刃の世界観は、普通の人間が鍛錬をして、超能力の鬼に立ち向かうのですが、鬼殺隊という志願して集められた若者たちによる奮闘劇です。それゆえ、今回のような稽古の場面が意味を成し、漫画的な超能力は、すべて努力と鍛錬で身につけたこととなっています。その頂点に立つ柱となると、その努力のすごさは超人的で、休んでるのか？とさえ思うほどです。でもそこに、若者ゆえの、美しさがあるように思います。志願の理由は人それぞれで、鬼への恨みもあれば、穏やかな社会の実現もあるでしょう。でも、自分の幸せを願って生きてるだけでは、到底できないことで、戦争に行った人達と重なるところがあります。自分を律して身を鍛え、我が身一つで立ち向かう。傷つけば、元には戻らず、鬼のように、切れた腕がまた生えることもない。それでも戦うには、何が彼らを動かすのか、物語の中の人物とはいえ勉強になりますね。今は自分が損せずに、生きる時代。やれ老後の４千万問題とか、ハラスメントとか。自分の生活や将来を第一とせず、鬼との死闘に挑む、彼らの姿に、人生の価値って何だろう？って思います。人気のある漫画ですので、今更僕があれこれ言うことではありませんが、こういう世界観を作った作者の考えの大きさに、驚かされますね。
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2024/6/22 昔似てると言われました。
役者という仕事は、本当にすごいと常々思います。
顔の表情から、動きまで体全体に神経を使って、一つ一つ作っていく。私達が、普段無意識にやってる姿を映し出すように、意識して作るのだから、大変な仕事だと思うのだ。それだけに、新人やアイドルからの役者挑戦というとホラー映画だったり、怪獣などのパニック映画が多いのは納得で、ほぼ非日常の世界観だから大げさな表情や演技は、そういうものなのかなと受け手側も何となくそう思うからだ。
でも、日常を描いたようなホームドラマ的になるとそうはいかない。
自分の顔こそ見えないけど、普段人はどんな表情で驚き、どの程度の反応をするのか、それぞれ答えを持っている。だから、演技で作った人物像が、受け手側との像との差があればあるほど、下手ということになり、作品への没頭感は薄れてしまうのだよね。主役級でなくても癖がなくても、とても意味のある人物像を作り出せる役者さんは、それはすごいとしか言いようがないように思います。お父さんが名優で2世で成功している役者さんは多い。意外とお父さんの影響というか、キャラクターを受けついている人は少ないようにも思う。僕の好きな緒方直人さんもその一人です。お父さんのような、人間臭さがこっちにまで伝わってきそうな癖のある演技と比べ、いつも静かで控えめでありながら、その存在感は何時もある。今見ているドラマのアンチヒーローでも、セリフは少ないし、静かな冤罪かもしれない犯罪者の役です。でもとても惹かれる演技を見せてくれます。前に見た、第3の時効、映画64もそうだった。静かに激しさを表現したり、激しく静かさを表現できる名優なのですな。親からの遺伝子ともいうべき才能かも知れませんが、名優の子供でも、相変わらず下手だなという人も多いから、きっととてつもない努力をしてるのだと思います。僕よりちょっと上なので、生きてる限り、彼の演技に触れられるのは幸せなことだよ。
ちなみに、ずうずうしいは話ではありますが、若い頃、いけてるときは、緒方さんに似てると言われたこともありました。 |
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2024/6/15 ドラゴンボールの願い変更。
歳のせいか、こらえるのがつらい時が多くなりました。
先日久しぶりに映画を2本観れたけど、普段テレビ放送の映画でも2時間こらえるのがつらい時がある。仕方ないので、そのうち見るだろうとHDDに取っておくけど、結局面倒くさくなって消去ですね。
昨日はたまたま見れそうなので、今更ながらWBCの回顧録３時間物のあこがれをやめた戦士たちを見ました。
面白かったな。細部に至るまでいろんな人の考えや作戦が施され、優勝までの道が困難で細いこと。選ばれてもケガなどで辞退せざるを得なかった選手への配慮など、人間臭さがそこにあり、今の日本の実力なら、集めて活用すれば優勝もできるような、イージーな話ではなかった。何より思ったのは、僕とはまるで反対なパラレルの世界がそこにあるんだということ。僕のように、団体戦が苦手で、まして運動センスのかけらもないような人間にはまぶしすぎる世界で、もしもそこに僕が補欠でも入れたなら、その後の人生は、“僕は大谷君と日の丸を背負って戦ったんだよ”ということを一生の自慢として生きれるんだろうなと思ったほどです。
互いを助け合い高めあう姿は、そんな生き方ができる人がいるんだなと思いましたね。
僕はドラゴンボールで願いがかなうなら、これまではサラ・ブライトマンのような声で、一曲歌うのが答えでした。でも今日からは、WBCの舞台で一イニングでもいいから、大谷君の後ろを守ってみたいですね。何度も言いましたけど、イチローや松井選手と同じ時代に生きれたことがこの世に生まれた自分のツキの始まりと思っていたけど、それに加え大谷君を見れたこと、そこに集まった日本代表をこんなにも誇りに思えたことは、日本人としてこの時代に生まれた幸運だと思います。
また、時間のある時にもう一度観ようかな。 |
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2024/6/9 投球でものをいう。
昔、春の天皇賞でその当時アイドルホースだった一番人気のトウカイテイオーを前年の覇者である２番人気のメジロマックイーンが差し切って２連覇を果たしたことがある。
もちろん馬たちには関係のない話なのだが、それを人間はまだ若いものには王者の椅子は譲れない、貫禄の勝利のような解釈を付けたもんです。
かつては30代前後はベテランだったけど、今では４０近くまで頑張る人がいるから、中堅でしょうな、広島大瀬良投手がノーヒットノーランです。
僕の中では、広島は右の森下、左の床田投手がエースという位置づけでしたが、まるでまだ早いよと言われたかのような偉業達成でした。新人王を取り最多勝も取った、あとは沢村賞が取れればという、ここ何年間を広島を久里選手とともに、支えてきたエースです。
年齢的なこともあり、もう伸びしろはないかなと思っていました。今年は久里選手もそうでしたが、好投してるのに、勝ち星が付きにくい事が多かったけど、やっと勝ち星に恵まれてきた。それどころか、規定投球回のこともあるけど、防御率でトップに躍り出たよ。
広島の6人のローテーション投手のうち、アドゥア選手も含めた4人が最多勝と防御率の順位に顔を出してるのだから、すごいことです。その何勝の中に、ノーヒッターの仲間入りをした1勝があるんだものね。大瀬良選手おめでとうございます。前回鬼門で、このままずるずる交流戦は負けこむのかと書きましたが、予想はいい方に裏切られ日ハムに連勝し、この大瀬良選手の記念勝利で3連勝。さすがに佐々木投手には無理で、連勝ストップしたけど、何とか5割で切り抜けられるのではと先が見えてきました。
今日のロッテ最終戦をなんとか勝利してホームゲームを終え、次週アウェイで調子の上がらない西武を叩いて、余裕をもって、交流戦王者を目指す楽天戦で、１勝でも勝てればいいかな。実力の世界とはいえ、これまでの実績に加え、今の結果で、自分の力を証明する。投球は口ほどにものをいうといった感じでしょうかね。 |
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2024/6/5 鬼門。
英語で言ったらデビルズゲートでも言うのだろうか？
広島の鬼門の交流戦ですね。去年は5分の成績で乗り越え、今年も幸先よく２連勝だったから、もう克服したかと思いきや、オリックスとの第３戦、久里投手が頑張って、２点差で後続に託し、あと少しで勝利の所で壊れ始めました。リリーフ陣が滅多打ちに会い、その後、苦手なソフトバンクに、アウェイで競り負け、昨日は、勢いのある日ハムにしてやられた。特にソフトバンク戦は、第1戦大瀬良投手、２戦玉村投手とも、粘りのピッチングで、何とか試合を作ったのですが、攻撃陣が？？？。３戦も、最後の最後で、追いついたものの、サヨナラ負けと惜しくもあり不甲斐なくもありでしたね。ただ、完封負けが多いことを取り上げられるように、打撃がやはり弱い。好調だった小園選手に陰りが訪れると、それに合わせて下降気味ではあるけれど、かといって小園選手にすべて背負わすのは酷だよな。交流戦目に貯金があったのと、今年も、巨人を除いて、セリーグのチームがこぞってやられてるので（特にヤクルトと阪神は広島と似たり寄ったりっだね）、ま、できれば、交流戦は、去年なみに５割で終えられればと思ってますがね。しばらくはストレスのかかる広島戦が続きそうですね。 それにしても今年の日ハムはすごい。新庄監督の３年目で芽が出た感じですが、もともと宇宙人新庄であり、外野手は名監督にならずの法則からも、批判が多かったからね。去年から目立ち始めた万波選手に続き、ソフトバンクで才能の塊とまで言われたけど、なかなかダメだった水谷選手がここにきて覚醒。打てる捕手が乱立して、他のポジションで、出てるほどで、ここ何年かで注目されてきた松本選手や野村選手を凌駕してるもんね。こんな勢いのあるチームに広島は、何ができるのか。左のエースの床田も打ち砕かれた。今日は右の森下で、どこまで戦えるか、それは、仮に、日本シリーズに出れた時の評価でもあるかな。 |
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2024/6/1 僕、副分団長になっちゃいました。
ひとの人生とは面白いものですね。
望んでもかなわない壁のようなものがあるかと思えば、決断した途端、ジェットコースターのように、話が進むこともある。
そして僕のように、本人の希望とは関係ないところで、出世というか立場があがることもあるもんですね。
消防団に入団して１５年ちょっと。なんと僕が副分団長に任命されちゃいました。もともと団体行動が苦手で、組織に所属しても居場所がなくて、浮いてる自分に耐えられず、やめてしまうことが多かったけど、それではいけないと思って、入団したのが消防団で、もともとは、団員が足りないと記事で読んだのがきっかけでした。よく食べに来てくれる現分団長に聞いたところ、浅草もそうだと知り、でも、飲食業だから日曜ぐらいしか出れないことを条件に、出世とは縁遠い、お客様なような扱いの消防団スタートでした。やっぱり、なじめなかったな。最初の３年は、いつ辞めようかとばかり考えていたけど、そのうち、役割がいろいろわかって、特に、消防団スキルで必要な、救急救命の事や、今も取り組んでいる操法の大会に選手として出場するようになって、世界は変わった。やっとお客様から抜け出せ、他の分団の方から話しかけられるようになったのです。認められ始めて、少しづつ居場所ができ、消防団も仕事の息抜きになったり、仕事に利用させてもらったり、いい相乗効果が生まれてきた。でも、もともと器用でないし、興味が多いわけでもないから、スキルはそんなに上がらなかったのにね。そんな僕でも周りからやってくださいと、回ってきた立場ですから、これも経験と思って、取り組もうと思います。できる自分など描かずに、今の僕を見てやってくださいと言われたのだから、力まず、あるがままでやれることをやればいいのでしょう。ただ地域の防災の要であることでもあるので、そこらへんは心してかからないといけないでしょうな。あとは任期中に大きな地震が来ないことを祈ります。仕事も消防団も頑張らねば。 |
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2024/5/25 つい、ジェット・・・・と言いたくなる。
相変わらずの貧打の打線なのに、気が付くと広島は上位にいる。
これも投手陣のおかげ様というよりほかないでしょうな。成績優秀で今年はいい年ではと思う、今やリーグを代表する左腕になった床田選手をはじめ、勝ち星こそ思うようにつかないものの、規定投球回で出入りしているが、防御率では、森下、大瀬良選手も優秀だ。ここに、久里選手も安定してるから、申し分ない。さらに後半も、矢崎、島内、栗原の三右腕が、万全で、勝利の方程式を担ってる。ここに、実にうれしい誤算なのですが、通常緊迫した展開なら、右腕の御三方にお願いなのですが、余裕のある展開だとお任せしている、左腕の御三方が調子いいのだ。もともと８回の男だった森浦選手をはじめ、こんなサイドスローだったっけ？という塹江選手、当初は先発を任された黒原選手が安定してるのだ。ピンチを迎えても、試合を壊すことなく活躍してくれて、特に、先日の森原選手の三振ショーは圧巻だった。解説の方も第２のリリーフ陣として機能してるし、状況によっては混ぜてもいいのではと。これはすごいですよ。あとは、末包選手が覚醒するか、期待外れの助っ人外国人に、いい裏切りに合うかさえするとひょっとするとが見えてきますな。こうやって３人がセットで活躍すると、トリオと言われるのが昔は多かったけど、僕的にはジェットストリームアタックと言いたくなる。まったく関係ないけどね。そこが１９７０年代に生まれた、人間の性ともいうべきところでしょうな。 |
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2024/5/18 こんな正解があるなんて。
巷では祭りの日々で今日もどこかでお囃子が聞こえる今日この頃です。
広島は健闘してますぞ。
投手陣は先発を見ても安定してますね。床田選手は、もしかしたら今年こそタイトルをとれるのではという安定ぶりですし、出遅れた森下選手もすでに3勝し、あとは投球回が追い付けばという感じです。アドゥワ選手も今年はいいですね。抑えの栗林選手も、最年少１００セーブに向けて視界良好です。ただ気になっていたのは、久里選手と大瀬良選手。どちらも、クオリティースタートをいくつも守ってるほどいい調子なのに、勝ち星が付かない。久里に至っては、いまだ勝星なく、大瀬良選手はようやく勝ち星がついて、防御率のタイトル争いでも顔を出してきました。その原因は他でもなく、攻撃力の弱さです。大砲がいなく、恐怖心を与える打線でないことが、どうもなめられてる。何人かで４番を試したけど、どれも？？？でした。ところが、最初はえっ？と思ったけど、これがはまってるのが小園選手。体格とパンチ力で判断したら、１〜３番までがあってるように思えるのですが、なぜかとても勝負強い。ここ何試合かは彼の打点で勝ててる事が多いのだ。
これだから野球は面白い。
４番といえばホームランを打てるがっちりしたでかい選手というイメージが、必ずしも正解ではないのですな。これが今年のスタイルになるのか、わかりませんが、去年西川選手が４番を務めたことがあったように、こういう形も広島らしいのかもしれませんね。それにしても、セリーグで広島は一番遠いチームだからか、ファンも少ないのかな。試合の結果をスマホで確認すると阪神戦は、よくダイジェストの動画も一緒に配信されるのだけど、広島戦は、ほぼ言葉だけ。昨日は、巨人相手だから見れるかなと思ったら、勝ったからか、ついてない。世間には、もう少し、広島にやさしくしてほしいものですね。 |
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2024/5/6 もっとおおらかに。
日本人は完璧を求めすぎるように思います。
もっとおおらかに生きてみては…。
そう言ったのはイスラエルの人で、先日街にミサイルが着弾したことを受けてのインタビューの答えでした。イスラエルの人はちょっとして事では動じることはなく、そんなことに惑わされずに平然と日常を過ごすことにこそ、価値を求めたり強さを見出すこと所があるようです。
いよいよダメになったらその時に考えればいいとか、最悪何人か生き残ればその人たちが自分たちの文化や国を継承すればいいぐらいに考えるのだそうだ。
日本人みたいにまだ起きてもいない事に準備だと言って恐れてるのは、神経質気味ぐらいにしか映らないのかもしれない。
なんかそう言われると少し楽になった部分もあります。
日本人の気質のまじめさが僕にもあるようで、地震に備えて簡易トイレを用意しなきゃとか、10年以上たったから建物のために外壁補修をしなきゃとか、そういう自分で立てた課題についていけなくてイライラすることが多い。
すべて完璧とはいかないものだから、ある部分はなったらしょうがないがあってもいい。その時はその時に考えればいいぐらいの予習があってもいいのかもしれないですね。常に内戦やら、異国との衝突やらある国では、心もタフになるのかもしれません。
平和だからこその心配性。もっとおおらかにあってもいいのかもしれないです。どうせ、できないことなのだから。 |
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2024/4/27 一撃。
野球の勝ち方の一つに一本のホームランのみということがある。
投手戦で、両者とも決め手を欠き、緊迫したゼロゲームの均衡を破るホームラン。広島にもそれを可能とする大砲がいた時がある。古くはランスや山本浩二選手だったり、最近なら、エルドレッドや鈴木誠也選手だったり。大砲不足の広島は、この勝ち方が少ない。それゆえ、投手の出来が良くて延長戦まで持ち込んでしまうと、大砲がないだけに、連打でしか点が取れないから、不利になるのだ。巨人や、阪神、豊富に抱えるヤクルトがうらやましい。もしかすると広島にも、希望がと思えたのは、２３日のヤクルト戦。床田選手は今年も調子よく、お互いに決め手がない投手戦。後半戦までズルズルいけば、村上選手や、調子がいい２人の助っ人を抱えるヤクルトの方が，俄然有利に思えた。しかしその予想を覆したのは、なかなか外野手として定着出来なかった、宇草選手だ。森下選手の次にドラフト２位の選手として入団し、パンチ力と走力に潜在能力があると評価されたのだが、豊富な外野陣の中にあって、なかなか評価されなかった逸材だ。（広島にはこういう選手がたくさんいる）野間、秋山選手が固定で、西川選手の空いた穴を埋めるべく、たくさんの若手から中堅がひしめいているが、その前の試合でも代打で一発撃ったように、今年はパンチ力に磨きがかかれば、待望の大砲としてもお呼びがかあるのではです。どうにか三人目の外野手になってほしい。僕の中では宇草選手は、評価が高かった選手で、彼の活躍はきっとチームの躍進につながるでしょうな。楽しみであります。 この後、ヤクルトとのシーソーゲームで、最後は栗林選手が、サンタナ選手の一撃で仕留められました。まさに一撃必殺。
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2024/4/13 期待しすぎるから裏切られる。
よく人間関係でいら立つことが多いですが、それは相手に対して期待をしすぎるからだそうです。初めから期待しなければ、裏切りもそういうもんだと思えるらしく、相手を見極められなかった自分への反省で済んでしまうそうな。
野球ファンもおなじだろうか？
今年も広島の長い一年が始まりました。西川選手が抜けた。
何年かおきに主力が抜け、戦力ダウンする広島の伝統に伴い、今年も期待できないかな。ですので、怖い映画を見る時同様、薄目でそーっと覗くような心持で、ペナントレースを眺めています。
ファンであるひいき目を抜いても、今の打線は怖くない。
大砲の発掘はできていないし、助っ人に期待すればさっそく故障。これでは相手からも舐められますわな。相変わらずの本塁打数ぺけです。それだけでなく、中日戦から4連敗した時も、すべて完封という得点力不足。チャンスは作ってるんだけどね。
今の広島の武器はといえば、田村選手や矢野選手などの新戦力の活躍以外にないのですよ。いくら投手陣がそれなりに充実してるとしてもね、得点力が低くとられたら負けるというプレッシャーが常に伴う状態は、投手陣の疲労につながるからな。優勝はないな。この時点であきらめるのはよくないけど、イラつきたくないので今年は薄目で楽しみましょう。 |
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2024/4/6 どうしようかなハイボール。
| 浅草を休みの日に歩くと、外人のお客さんが本当に増えました。観光は日本の一つの産業であり、今や日本は他国に買われて成り立っているのだと思わされます。日本の商品が売れるのはいいですが、そのしわ寄せが庶民の楽しみを奪うこともしばしば。当店でも扱っているウィスキーの白州が大幅な値上げとなりました。日本の品質の良いウィスキーがブームで、なかなか手に入りにくくなっていましたが、ついにメーカー側が強気な対応に出ました。うちでの仕入れ価格はほぼ倍です。単純に価格を倍にするなら、現在の770円から1500円以上となります。よそでは1800円なんてのもあるようです。飲みたい奴だけ飲めばいい、払える奴だけ買えばいい、日本人がダメでも外国人が買ってくれるなど商売人ならこの機会を逃さないのでしょうが、僕はどうも、お客様を置いてけぼりにした営業はどうかと思ってしまう。買う側の立場にたち、1杯1000円以上するハイボールを飲むだろうか？それと、店とのバランスもある。もともと庶民的な安い居酒屋経営ですから、ハイボールだけ際立って高いのはバランスが悪い。他のおつまみも高いとか、それなりの雰囲気の店なら、お客様も納得いくでしょうが、うちではなんかはみ出てしまうでしょうな。それを考えると、薄利でも1000円以内で提供か、あきらめるのが妥当かと思っています。当面は、在庫が何本かあるので、現状維持で提供できるかと思います。もう少し様子を見て決めようかな。ハイボールファンの方のご意見もお聞きしたいもんですね。 |
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2024/3/30 秋の不安。
今年はアメリカの大統領選挙ですが、今年こそちょっと怖い年はないな。
僕はこれまでも世界の情勢に気にすることもなかったのだけれど、今年もしこのままの勢いでトランプさんが大統領になったらどうなるのだろう？
アメリカズファーストのアメリカ至上主義を掲げ、内需の拡大に動くのだろうか？そうなるとアメリカの株価はもっと上がるのだろうか？貿易面も考慮し始めると、今の円安は日本の輸出に対し大変有利ですが、これも是正し、円高路線に切り替わるのだろうか？そうなると、今この日本の株価上昇もブレーキがかかり、下降路線を歩むのだろうかと心配になります。
何よりウクライナへの支援がストップすれば、ロシアの優位は一気に進み、戦争は終結しても世界に嫌な空気を残すだろうし。
それを機に力で他を制す時代が来るとなると、中国の台湾進出は避けられないのでは。その時、朝鮮半島はどうなるのだろう？日本だって対応が危うくなるし、下手すると巻き込まれ攻撃を受けるかもしれない。その時アメリカは力を貸すのだろうか？
それと同時にそんな緊張感が走ったら、今のインバウンド景気にも影響し、経済的にも安全保障の面でも、日本は危機に立たされるかもしれない。もしかすると、中国の台湾の次の標的にされるのかも。心配したらきりがないし、僕が考えたところで、何も変わらない。でも、当たり前にある平和な毎日は、一つの地震で崩されるようにウクライナ同様、一発のミサイルの着弾から壊される可能性は十分あり得ますよね。いったいどうなるんだろうと思う。
株価の変動で損した得したなんて問題は、かわいい案件になるようなことが起きなければいい。一人の指導者の決断が多くの庶民の幸せを砕くようなことが起きなければいいですね。 |
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2024/3/17 見えない毒。
最近、暇な時はユーチューブのショート動画を見たりしてますが、なかなか面白い。
携帯電話を初めて所有して、なぜもあんなに社内や歩きならスマホが離せないないのかが分かった気がします。
コンテンツで『癌になりやすい職業』というのがあって、銀行や証券マンがノルマや金銭を扱う緊張感でやられるとか、電車などの交通関係者がダイヤを守るのに追いつめられるとか、作家やライターが締め切りに負けるとかのっていた。
共通するのは、数字との戦い。
日にちや時間だったり、売り上げだったり。僕もこの時期は、確定申告で、いやがおうにも自分の去年の成績表を数字で表現される。なんとなくわかっていたことが残酷にも客観視され、愕然とするのもこの時期であります。
数字は事実であるとはいえ、怖いな。
見なくていいわけではないけれど、そこに関わりすぎると自分が壊される、いわばこれも気づかない毒だと思うときがありますね。でも不思議なもので、追いかけると逃げていくのが数字で、そこは好きな女のことも似てるようにも思う。
ある商売の先輩が言っていたけど、数字は後からついてくるもので、まずはお客様に喜んでもらうこと。そのためには損や利益など考えない。そこで縁がつながれば、いずれそこから利益が生まれ、商売が広がっていくのだと。
言われてみればそうなのだ。
なんとなく一生懸命にやっていたり、夢中になってる時は売り上げが良かったりするんだけど、変に数字を意識して、ここまで頑張らなくちゃと思うとなかなかその通りにはならない。結局自分へのいら立ちやストレスが残るだけで、毒なんだよね。
商売だけでなく人の営みも不思議な事が多い。
うまくいかないからといって、ふてくされていても変わらない。でも、ちょっと気分を変えて取り組んだりすると、好転することもある。いつも自分はついていると思って、感謝してるし続けるだけで、よくなってるようにも思う。まわりは簡単には変わらないけど、とらえる自分の意識が変わるだけで、世界はゆっくり変化するようにも思います。
毒か薬かの差は量であり、受け取る人次第なんだそうな。
数字も無視し続けるわけにはいかないけど、程よく付き合うのが良いのでしょうな。
今年も確定申告が終わった。来年の申告で少しは褒めれるよう、今日も頑張る僕でした。 |
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2024/3/10 目をつむる。
目は口程に物を言うといいますが、目は発信源だけでなく受信としても相当なものらしい。
現代生活において目の酷使は年齢を問わずかなりのもので、何気ない生活の中でも、自分の意思とは関係なく相当な量の情報が目に飛び込み、それを処理してるようだ。だから、最近では学校や職場でも、仮眠や昼寝を推奨するところがあるようですが、これは実際寝なくても、目を閉じて、一旦、遮断するだけでも効果があるようだ。
情報端末の進化によって、繋がりさえすれば人はありとあらゆる時間と場所で、好きな情報を手に入れられるようになりました。それゆえ、いらない情報も多く、最近では新NISAの影響か、有名人の顔を使った怪しげな儲かる情報が後を絶たない。（書くいう僕もぐらつくのであるが・・・）
自分だけ乗り遅れたくない、損をしたくない、そんな気持ちが空回りしてか、情報にも毒されますな。聞き逃す、やり過ごす、そして目をつむるのは、自分を守る対処法なのかもしれないですね。
最近辞めた習慣があります。
それは朝起きてすぐに、新聞を読んだり、スマホをチェックすること。
朝起きて間もなくは、なんか潜在意識がむき出しているというか、自分の防御機能が覚醒してないというか、ぐらついている状態で、他人の意識とつながるような、情報を逃すこととしました。朝は、自分の意識だけに目を向け、今日一日どんな仕事をし、どう過ごすのかだけに目を向け、朝の仕込みに向かう。
これまでは新聞やらスマホやら、悲惨な事件に胸が痛くなったり、いいニュースにうらやましがったりと、どうも影響を受ける。知らなくて恥をかくこともあるのだけれど、そのメソッドは、仕事に効率と結果をもたらし始めるようにも思います。
一人で営業し始めてから、自分の仕事のオペレーションの見直しは急務で、まだ確立できていません。それだけに、気になるような余計なことは目をつむって、昼の営業に集中する。余裕があったら後で読むぐらいでちょうどいいのかな。
もともと携帯も持っていなかった時代遅れの奴だし、もうおじさんだからトレンドも知らなくても問題ではない。ださくてカッコ悪いぐらいでも、町の蕎麦屋さんには丁度いいのかもです。質は量により変化する。良い情報も多ければ害となる。そんな気がします。 |
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2024/3/2 振り返れば２４年の２。
オープンしてゴールではなく、そこから本当の苦労のスタートでした。
もともと素人が脱サラして蕎麦屋を開いたのだから、当然親からの地盤はなく、知名度もない。最初こそ、知り合いが顔出しに来てくれたけど、あとは閑古鳥でした。
周りの大人達からも商売をなめてるとか、うまくいかないとかさんざん言われ、コンサルタントの人からも１年はもたないと言われました。頭痛くなったけど、でもそれが良かった。
もともと、従来の蕎麦屋を少しだけ変えようと、椅子のシートをピンクにした店だったから、それならめちゃくちゃしてやれと思った。
売れ残った蕎麦は風味が落ちるけど、食べれないわけではない。
それなら、サービスランチとして、安めの設定で売り出してはどうか？
丼ものもかつ丼とかではないものを出したらどうか？
土曜の昼は、会社が休みだから暇だなと、ならば以前に新蕎麦の時感謝の気持ちを込めてやった、蕎麦の食べ放題をやったらどうか？
今考えれば利益度外視ののものもあったけど、その変人ぶりが世に響き、雑誌や本の取材は増え、ラジオやちょっとだけだったけどTVにも出れた。途中、家庭的には親父の仕事で、大きな不渡りがあり、家は大きく傾いた。連鎖倒産かとノイローゼになった親父も、せっかくできた店をつぶすのは惜しいと母親と３人でスクラム組んで頑張ると、かえって結束を強めたこともありました。
知名度が上がってやや軌道に乗り始め、親父の借金ももう少しの所で、２００８年の暮れ、親父が寝ている間に突然死した。
落ち込む母親を励ましながら、一人減った店を回すのは容易ではなかったし、何より異変に気づけなかった自分が悔しかったですね。
僕の中でこの時から、情熱のようなものが冷めていくのを感じました。二人で回せるようにいろんなオペレーションを見直し、少ない売り上げでも回せるように、経費も削りました。（当然個人のお小遣いは超削減）そこからの今日までの１５年も波瀾万丈でした。
親父が先に逝ったものの、二人のおばさんが施設にいたため、その維持と亡くなった後の葬儀から片付けまで、それなりに多額でした。親父が亡くなったあと５年後、末っ子の弟から、死を意味する手紙が届き、九州まで迎えに行ったり、５年間引きこもった彼の面倒を見ることにもなりました。
世間的にも大打撃だったコロナにも突入し、もうだめだと何度も思ったけど、奇跡はあるもので、コロナで店の先行きに暗雲が立ち込めたことがきっかけで、弟が働き始めてくれた。これで大分助かりました。
母は最近すっかり弱ってしまい、なかなか店に出れない時があります。
何年か前に、脳梗塞で入院した時、僕一人で店を切り盛りしましたが、今となってはあれもこの日のための練習だったと思います。
僕も精神的に参ってしまった時もありました。
でも、１０年以上前、下血で１０日入院した時、働いてる人たちがまぶしかったのを思うとまだ頑張らねばと思います。
目指すは３０周年で、できれば６０歳までやりたいのが僕の目標です。
辞めようかなと、弱気になる僕を励ますように、昔の知人や恩師の先生方、友人の家族が来てくれます。きっとやめるなという神の啓示であり、僕がこの人生でもらえた唯一の居場所である店を、奇跡的送られたことをもっと大切にしろということなのでしょう。
続けます。おめでとう３０年といえる日まで。 |
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2024/2/24 振り返れば２４年の1。
| おかげさまで当店は２１日をもちまして２４周年を迎えられます。年齢も５０を超え、定年とか、第二の人生の最後のチャンスとかいわれますね。今思うと僕が店を持てたのは、神の贈り物ともいえる奇跡でしたね。もともと不器用で、特に能力があるものがなく、それでいて強く興味のあるものもなく、車の運転とか、人が普通にできることができない、社会には不適合な人間でした。大学時代、うちは貧乏だったにもかかわらず進学したため、昼の学校でしたが、働きながら学校には通いました。その時も、自分に何ができるんだろう、何が興味あるのだろうと、自分探しにいろんなバイトをやってみたけど、結局その４年でこれだというものは見つからなかった。中学時代にお世話になった、母親の化粧品販売の会社の研修にやや興味があって運よく就職できたけど、研修プログラム以外は、なんかどうしていいかわからなかった。営業の仕事のつらさばかりが身に染みて、改善する方法はわからなったし、同期との差がつくことや、様々な人との関係に、これを後何十年も続ける自信がなかった。逃げるように会社をやめ、せめて手に職をつけようと思ったけど、元来不器用な僕は、どれができるか彷徨ったし、どこに行っても、人とうまくやれる職場があるのか不安で仕方なかったですね。そんな時、大学の恩師の弟さんが四谷で店を開いたので、行ってくれと言われてたまたま寄ってみた時、その後お世話になる店長に、蕎麦の世界はやる気になればいつでもできるし、それとうまくいかないのが当たり前で、そんな自分と向かいあえるならできるかもよ、といわれたことが、僕の扉を開くこととなりました。この道で生きていこうと思えるほどの覚悟はなかったけど、まずは飛び込んでみようと思い、群馬に住み込みで修行に行き、蕎麦打ちを習い、その後約２年弱四谷でお世話になりました。その間、１年かけて、開店のための借り入れの相談に走りましたが、それが絶望するほどひどかった。どこに行っても、笑われ、馬鹿にされた。よく考えればそうれはそうで、資金もない、経験も浅い、ただやる気だけの若造に誰が金を貸すのか？といったとこでしょう。休憩時間を利用して、あっちに行って、こっちに行って。暗闇の中を目的地に向かって進んでるのか、下がってるのかわからない、ただ闇雲の世界でした。あきらめかけたそのの時、築地に合った環境衛生組合といいところで僕の話を聞いてくれる人が現れた。そこの推薦をもらえれば当時の金融公庫（現在は政策公庫）の融資に有利に働くということで必死に通ったですね。何度も、見積もりを見直したり、減らせる経費を見つけたり、業者探しから、備品の調達まで、１円でも削れるように、やり直されました。大変だったけど、この時は前進してる感があって楽しかったな。この時僕の話を聞いてくれたのは、担当の方が同じ東海大学の出身で、何か同じ匂いを感じてくれたからだった。工務店さんも奇跡がありました。もともと下町出身で、いくつも店舗を手掛けてきたけど、浅草にまだ出店経験がないとのことから、だいぶ安く工事を請け負っててくれました。途中、設計図のことで、賠償金を払うことになったり、店子に出てもらうことで費用がかかったりとトラブルはいくつかあったけど、蕎麦屋にふさわしくない２月にオープンとなったのは、２０００年の２/２１でした。
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2024/2/17 特別じゃない日。
先日TVで面白いランキングをやってました。
お坊さんに聞く落ち着きたいときに聞く曲で、なんと第2位は椎名林檎さんで、1位は藤井風さんだそうな。
もっと神秘的な曲かと思えば、ともに、歌詞に仏教的な世界観があり、そこに共感すると落ち着くらしい。特に藤井さんの曲で、すべて捨てて帰ろう〜というのが、あの世に行くときに、何もかも持っていけない仏教的な死生観と重なり、物欲にこだわりすぎてはいけないとの教えにもつながってくるらしく、お坊さんの見立てでは、彼はとても仏教に詳しいのではとも思えるようです。
幸せは探すものでなく、今そこにあることに気づくもの。実は、普通に暮らせてることだけで幸せなのかもですね。
漫画、特別じゃない日はそんなホンワカした作品です。
何気ない毎日がオムニバス形式で成り立ってるのですが、実は連結しているという面白い構成で、驚きもあります。特に、老夫婦の話がとてもよくて、ある日、おばあちゃんが出かけるのですが、一人になったおじいちゃんが、用事をしようとすると、まるでその行動を見越したかのように、おばあちゃんのメモがあるのです。そのお返しに、おじいちゃんもメモを残す、こんな年の取り方はきれいだなと思える作品です。外国人のサプライズ映像だと、泣いたり、抱きついたり、直接的な感情表現が豊かだなと思いますが、僕は、こんなちょっと奥ゆかしい小さな静かなやさしさの方がいいかな。こんなとこにも幸せはあるものです。
現世でお金も権力を手にしても、持ってはいけないもの。
僕が心の豊かさが大事だと言うと貧乏人のひがみに聞こえちゃうけど、オリンピックの汚職事件なんか、こういう公正な場の神聖なスポーツの祭典に心の貧しい人を置いてはいけないように思います。
いくら権力やお金を持っていても気持ちが貧乏な人は、やることが下品です。
もらったお金で自分の借金返済なんて僕でも思いつく。僕と同じレベルの人なら、上に立ってはいけないよな。
今、飲食店は大変です。
協力金はないし、特に夜の営業は壊滅的で身銭を切りながら耐え忍ぶか、淡い期待を抱きながら、ため息の出る毎日に負けずに開け続けるかのどちらかがほとんどだと思います。売り上げであれ、貯金であれ、減っていく数字を見つめるのは、なかなかのストレス。
でも、こういう時こそ、小さな幸せに気づいて来てくれているお客様に感謝し、毎日を強く生きねば。そう思う今日この頃であります。 |
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2024/2/5 みんなで運ぶ。
| 運転する人が少ない。それは新聞紙上の話でなく、現実になってきてますね。インバウンドで、京都などの観光地は外人がたくさん来てよかったと思いきや、住民がバスが使えないし、タクシーは来なくて大変らしい。もしかすると浅草でもそうなのかもしれないけど、物流でも最近は、配達する曜日指定されたり、まとめてからの注文にしてくれと効率化が言われてます。人も物も、運ぶ人がいない。要はドライバー不足です。とはいえまだ無人運転まで程遠いから、結局は、みんなでやるしかない。出前館やウーバーの用に、プロではない人たちが空いた時間で運ぶのだ。昔ヤマト運輸にお世話になっていた時、１２月の繁忙期は、一般のドライバーの人にも委託し、配達を手伝ってもらっていた。荷物も置き配が多いけどよく見ると個人運送みたいな人や、運送屋ではないかな？という人も交じってるよね。タクシーも今後は今でいう白タクのようなものが認可されるかもという話ですな。法の整備が追い付かないし、トラブルはどうするんだろうと思うけど、まずはみんなで運ぼうということでしょう。翌日に、安全に届くというのは、当たり前だったけど、それは感謝するべき凄いことなのだと知ります。崩れたケーキが届いたり、タクシーもアプリを使わないとなかなか捕まらなかったり、最近都バスもなんか焦ってるような気がして、ご老人がまだ座る前に、発車して、よろけてるのを見たこともあるよね。深刻な問題にならなければいいけどです。でも問題はこれから、来年以降、無事に目的地につけることと、物が届くこと、そのことに心からありがとうという時代が来るのですね。僕は運転が苦手なので役には立ちませんが、せめてと思い、足が悪い母に変わってうちの買い物を担当してます。みんなで運べば何とかなるですかね。 |
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2024/1/27 純粋。
好きこそものの上手なれという言葉がありますが、人間一つのことに夢中になれるのは、幸せなことだと思いますね。
先日NHKで大谷選手の特集をやっていました。
魔球スイーパーは、なぜ去年はあんなに多投したのかを皮切りに、大谷選手を振り返りましたが、驚くのは、その修正力です。オフの時に、センサーであらゆる角度からピッチングを分析する施設で、握り方やリリースポイントなど分析し、修正していくのですが、これが効いて、昨年のスイーパーは、打者から見ると球一つ分大きく変化したらしい。バッティングも同様で、それが本塁打王につながったとか。圧巻は、13号のホームランで、大谷選手を含むメジャーの大砲の多くは、アッパースイングで下からバットが出るのです。それゆえ、高めの速い直球を苦手とする選手が多く、大谷選手にとっても、そこは弱点でした。それを、バットの軌道からタイミングを微調整することで、スタンドに打ち込んだのが１３号。打たれた投手も、そこは安全なコースだったと仰天したようでした。以前にも、メジャーに映ったはじめの頃、足を上げていたスィングが、通じないとアドバイスをもらうないなや修正し、本塁打に変えて見せた。自分のスタイルを変えるというのは、通常なら何年もかかったり、下手したらそれが原因で引退もありうることなのに、わずかな期間で変えられる、そこが大谷選手の才能といえるのでしょうね。ただ他の番組で栗山監督が、他の選手が遊んだり、休んでるときでも大谷選手は練習をしているらしく、それは努力というより、自分はこうなりたいと、強い願いが行動にでているように見えると言っていました。またともにWBCを戦ったメンバーからは、とても子供っぽいところがあるといったいた。つまり彼は、純粋に野球が好きで、いつまでも子供のように、理想を追い続けて好きなことに没頭できる人なのかもしれない。だから名声や高額な年俸でも、あまり興味がない素振りだし、子供たちにグローブを配ったり、背番号を譲ってくれた選手に車を送ったりするのだろうな。それでいて、いつまでもこの時間は続かないことは、彼が一番知っていて、いつか終わりが来るのをわかってるから、今を頑張る。そんな、はかなさも美しいよね。一つのことを一所懸命にやる人は、野球界だけでなく、あらゆる分野にいます。でもその人達からすれば、努力でなく、夢中なのだろう。だから苦ではなく、むしろ生き生きしている。好きなことに出合えるのは幸せだと思うし、それを追求することが仕事になり、世間からも高い評価を受けれるのはもっと素晴らしい。大谷選手の人気は、みんなどこかで失ってしまったけど、そんな彼の純粋さが一番の魅力なんだと僕は思いますね。来年は、新チームでどうなるのかな。 |
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2024/1/20 マイアカデミー賞２０２４。
振り返れば2023は迷走の一年でした。
鬱になったり、日曜営業してみたり、何とかしなければが空回りして、結局元に戻ったような感じでしたね。映画もほとんど観れなかった。 全部で１０本以下なんてここ１０年では最低の年だったです。
その中で観てよかったなという作品は、ミステリと言う勿れかな。
菅田君の演技のすごさが分かるよ うに、漫画とドラマの違和感がどんどん埋まって、やっと彼の演技が自分の中で腑に 落ちました。いやむしろ彼の方が正解で僕が間違っていたと気づかされた、そんな作
品でした。作中の彼のセリフもよかった。彼の語るその一言で、心動かされ、涙が出 ることもしばしば。原作を読んで結果も知っていたのに、楽しかった。素晴らしかっ
たな。
そういう意味では、主演男優賞も彼なのだが、あえてもう一人選ぶなら、首で信長を演じた加瀬亮さんです。これまでの冷酷残忍な信長像はどこかクールでかっこ
いいイメージが強かった。でも加瀬さん演じる信長は、なまりがきつい地方の異端児 で、クレイジーでした。どちらかというと秀吉がそんな演出が多いですが、今回はあ
の信長を演じ切った加瀬さんのすごさです。役者さんは、演じているのに、どこか似 たようなキャラを演技させられる事が多く、そのキャラのイメージが定着するものです。普段穏やかなキャラが多い加瀬さんが、スペックやアウトレイジで演じたクレイジーさをさらに磨いての信長に、孤老の血で松坂君が見せたくれたイメージの裏切り
がすごいと思いました。役者さんて本当に幅があるのだと思いましたね。
女優賞は映画ではありませんが、ドラマこたつのない家で主役を演じた小池栄子さんです。
グラビアアイドルから、司会やバラエティを経て今や立派な女優になられた。今回も癖のある男どもを何人も相手に、奮闘する女性実業家を妻や母や娘の立場を踏まえて演 じられた。演じた役は一人だけど、まるでたくさんの人を演じきったようなすごさが ありました。そしてどの立場においても、身体の力が抜け自然な演技でした。観てて 応援したくなるほど入り切ったです。年齢的にも、これからいろんな役を演じるには ちょうどいい。今年はどんな役を演じてくれるのかとても楽しみです。
今年もっと映画が観たい。
もう少し余裕のある生活をしないといけないなと、反省から始まる今年のスターですね。 |
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2024/1/13 今ここ。
| ５０を超えて思うことは、今が仕事 の分岐点というか、上ったところというか、転換の時期に思いますね。僕の友人が今 独立を目指して準備しています。勤めていた残りの年数からすれば、あと１０年ぐら
いになぜ？と思った。でもこれからの世の中生き残っていくためには、今ここがチャ ンスかもしれないとも思いましたね。退職金とその後の年金で、暮らしていけるなら
問題はありません。でも、人生が長く働く時代になってきました。人口は減り、社会 保障も当てにならない、また退職しても年金をもらうまでのブランクが起きることも
ある。なら、今のうちに資格でも取ってと考えがちですが、資格も、商売を始める も、そこに、経験という積み重ねが信頼となって初めてものをいう。自営業者なら皆
わかることですが、稼ぐことより仕事を作ることが、何より難しい。自分の仕事を作 り老後の人生設計をたてるためにも、体力的にも、健康面でも余裕のあるうちに動き
出す。あとになって振り返れば、それがぎりぎりの決断だっとなるかもしれないです ね。その友人が言っていました。これからは“ありがとう”と言ってもらえる仕事が
したいと。僕はハッとしましたよ。僕も原点はそこでした。もともと団体行動が苦手 で、居場所が見つからない僕には、勤めは続かないだろうと思っていました。でもそ
れだけでなく、やっぱり現場でほめてもらいたかったし、感謝の言葉が欲しかった。 今でも、打ち台の上には、“今日一日、たった一人でもいい、心からありがとうと
言ってくれるお客様を作ることが、あなたの仕事です”掲げています。お金を稼ぐの も、それを利用するのも上手ではないから、お金持ちには成れないだろうと思った。
人付き合いも上手ではないから、店の拡大や店舗の増産も無理だろうと思った。でも コツコツやるのは得意だから、人から感謝されるように努めようと思った。何となく
忘れていた、始まりの気持ちに気づかされましたね。我武者羅に走った２０代から４ ０代の若い頃が人生ドラマの前半戦なら、それらの経験や苦労などの、張り巡らされ
た伏線を回収するかのような後半戦に来てるのかもしれません。FIREできなければ働 き続ける人生。でも働き方も、自分に合わせていく。仕事もうまく付き合っていけれ
ば、お酒や食事、その他の娯楽同様、人生の良いお供になるでしょうな。 |
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2024/1/6 はかない時間。
新年最初の映画はスパイファミリーの劇場版です。
一言で楽しかった。ずっこけた笑いあり、アクションあり、かわいいアーニャの活躍ありの超娯楽作品でした。でもなんか物寂しさもある。それは、設定が、いつ終わると限らない疑似家族だからなんですね。スパイであるお父さんの任務遂行のための、タスクフォース的な家族のメンバー。でも暮らしていくうち血の繋がり以上の絆が育っていく。それでも、状況によっては,あっという間の解散もありうる。そのはかなさこそ、この作品のいいスパイスになってるのですな。今回の作品中でも、家族解散に危機が訪れ、それを知ってしまったアーニャの頑張りは子供ながらに小さな心で、家族の心配する、リアルな世界と通じていてとてもいじらしい。結局今回もミッションと、家族の危機を乗り越え、それ以上に絆が深まり、それだけにいつか来る終わりが悲しいです。ま、人の人生も必ず終わりが来るわけで、余命宣告された家族でも同じことがいるのですが、疑似家族ならではの悲劇的要素がとても切なくていいですね。テレビ放映のアニメの作品も終わってしまったので、次のアニメ化が楽しみですが、鬼滅の刃同様、待つ楽しみが増えてうれしいですね。正月から良い作品を観ました。感謝です。 |
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